まだ幼稚園にもあがらない頃の我が娘、自慢は好き嫌いがないことでした。

当時歯並びがあまり良くなく噛む力が弱かった事もあって、お肉があまり得意じゃないかわりに「だし」の利いたものが大好きでした。

 

この「だし」好きであること、実は子供に野菜を美味しいものと認識させちゃうにはけっこう重要なポイント。

 

科学的にみると、人が『美味しい』と感じるものには3要素があるとのこと。
それは、「砂糖」「油脂」「だし」。
例えば子どもが好きそうなチョコレート、ドーナツ、ケーキ、アイスクリーム‥どれもよーく成分を分析してみれば甘くて脂がたっぷり含まれているものなんですよねえ。

 

子どもたちが大好きなスナック菓子。
ポテトチップにコーンスナック、揚げせんべい、チョコレート菓子、etc。
放っておくとご飯前に食べすぎちゃって、いざご飯って言う時にすでにお腹いっぱい、こらっ!なんでご飯が食べられないほどお菓子食べちゃうのよ!って頭に角生やすなんてことありません?

 

確かに成長期の子供たちにとっては大人とは比べ物にならないくらいお腹が空いちゃうんでしょうね。それはわかるけど。
成長に必要なカロリーを効率的に摂取するために「砂糖」や「油脂」が多く含まれているものが特に美味しいって感じてしまうんでしょうね。
でも本能に忠実なだけに、大人が気を付けてあげないとカロリー高めな油たっぷり、砂糖たっぷり、澱粉たっぷりのものばっかり食べちゃう。
そうなると虫歯の心配だけでなく、子どもの頃のそうした嗜好が固定化して大人になっても引きずってしまいます。
最近増えてきているという子供の肥満や糖尿病などの成人病予備軍にしてしまう危険も身近になってしまうから、なんとか避けたいものです。

 

これに対抗できるもの、それが「だし」。
これ、経験からできれば乳児期、本当は離乳食の時期から気を付けていると効力があると感じています。
我が家の場合、実家がもともと割烹料理屋だったこともあって家の食事には和食、特にだしがきいたものが多かった事もありました。
しかもパパが野菜好きのだし好き。面白い人で、すきやきというと普通お肉の取り合いになるものですが最初に手を付けるのがなんと白菜。
肉のうまみとだしのうまみが両方染み込んでいる白菜がお肉そのものよりも美味しく感じるんだそう。
こういう食習慣がそもそもあったものですから、娘も幼いうちから自然と「だし」の虜に。

 

もちろん甘いものもスナック菓子も好きで食べる娘ですが、面白いと感じるのは「砂糖」「油脂」と「だし」で比較した時に「だし」に軍配が上がる事。
多くの子どもが大好きだと思われる鶏のから揚げやハンバーグ、焼き肉、ケーキ等と、だしの利いたうどんや具沢山スープの双方を用意した場合、我が家の娘間違いなく「だし」の利いたものの方を選ぶんですよね。
野菜って調理の仕方でだしをよく吸い込むものが多いので、娘の場合も本当のところは野菜好きというより野菜に沁み込んだだしに魅了されているだけなのかもしれませんね。

 

お肉が美味しく野菜があんまり好きじゃないと思う子の感じ方の背景には、実は「油」の含有量が大きく影響しているようで、幼い頃に「だし」にあんまり馴染みが無いと本能で「砂糖」「油」のほうに好みが偏ってしまう傾向が出るようですよ。
とはいえ、まだ後からでも少しづつ「だし」嗜好に代えていけるようなので、毎日少しづつ「だし」を料理に継続して使っていくことで野菜嫌い克服のチャンスあり。
一旦「だし」にハマると油ものを摂りすぎる危険がぐっと減りますので、娘のように思春期の今もダイエットとは縁遠いスリム体型でいるのが簡単なようです。

 

油といえばオメガ3系脂肪酸のDHAのサプリメントなどは記憶力を上げたいという方で飲んでいる方が多いですね。